2014年10月26日日曜日

アパートの鍵

8月半ばにパリで家を追い出され、そこからさまようこと3ヶ月。


フランスで家を借りるのはフランス人でも難しく、外人の私は言うまでもなく色々と難航していた家探し。



でもついに、ついに自分のアパートの鍵をゲットしました!!



本当に嬉しいです。



今までどこに住んでたの?という疑問がわくかもしれませんが、知人の家やウィークリーアパートのようなところを転々としていました。



4月終わりにフランスへ来て引越し回数5回。そのうち3回が8月終わりからの1ヶ月に詰まってます。ここにきてやっと定住の兆しです...! 



行ってみたもののアパートの電気がつかなかったりポストの鍵が開かなかったり、まだまだ正直安心はできないんですが人のアドバイスをよく聞いて、トラブルに気をつけて年末までに全部整えばいいかぁ〜ぐらいの気持ちで少しずつやっていくつもりです。


今日はお隣さんが引っ越すので食器などをもらいにいってきます。新生活早く整うといいなぁ



写真は意味もなくエッフェル塔の真下から撮ったやつ。笑





2014年10月25日土曜日

ねこちゃ


フランスで買ったねこのおもちゃ。


ねこじゃらし。紐がついてるので自分はすわったままでも広範囲で遊ばせることができます。日本にもあるのかなこういうの?


先っぽについてるのはねずみもどき。



ちなみにねずみの部分だけ何個かセットでも売ってます。取れちゃった時のためかな?


ちなみに本体のお値段は2ユーロ弱(200円ちょい)とお得です。もちろん一匹目のねずみはくっついて売られてます。



これは一目惚れして完全に自己満足で買ったおさかなちゃん笑



はむはむしたり投げて追いかけさせたり、そんな遊び方。中に鈴が入っててちゃりちゃり鳴ります。


若いオス猫なので人間と同じで遊び盛り。こんなおもちゃでしっかりたっぷりたっぷり遊んであげます!



2014年10月20日月曜日

コンタクト

コンタクトインプロビゼーションのクラスに参加してきました。公演だと思って服も持たずに呑気に行ったら実はクラスだったのはここだけの話。







コンタクトインプロビゼーションとは、基本的には物や人に触れ、体重をかけあったりしながら即興で踊ることです。だと思ってます。



なんじゃそりゃ、という人のためにNAVERまとめ。
http://matome.naver.jp/m/odai/2136307101451256601







行ってみるとこんなかんじ。みんなコンタクトしたり勝手に踊ったりゴロゴロしたり。いつ来てもいつ帰ってもよくて、自由な雰囲気です。



こんな風に有志が集まって定期的にコンタクトインプロビゼーションをするコミュニティは津々浦々にあって、私もよくパリで行ってました。



変な力を抜いて相手に体重を委ねることが大切なんですが、これがなかなか難しい。でもうまくできると私でも180センチ以上の男の人を持ち上げて歩いたりすることが可能です。





CDC(振付センター)の研修も始まり、今週はこのコンタクトでも結構大事な要素になる体重移動をベースにいろんなことをしました。



土日はしっかり休んで明日からまた二週目のレッスンがんばります^ ^


2014年10月10日金曜日

ぱしゃり


今度から通うCDCtoulouseという振付センターの研修生12人の写真撮影がありました。



柄物は控えて色のある明るい服を着てきてね♡ってことだったんですがフランス語がわからず色は柄物を持ってきてしまった私。結局白いシャツと水色のカラーパンツで参戦。



というのも引越しの時に送った荷物のうち1つが届かず....さすがフランス涙
服が全然ありません。生きてはいけるけど写真撮影はこまる。化粧道具すらない。前髪切りたいけどハサミもない!


ということで朝から友達の家にお邪魔して化粧道具を借りる。バタバタ。でもちょっと楽しい。



いざ写真撮影となって裸足で撮るよーっていう指示があり、ダンサーの写真撮影なんだなーと実感。



ちゃんと並んで、引きつる笑顔でカタめの一枚。ぱしゃり。



自由にポーズとって〜と言われてはっと気づきました。フランスにはピースする文化がない....!!!何すればいいの?!



結局手をつないだり肩を組んだりするんですが、みんながみんな入り乱れて手をつないでるのでなんか逆に不自然じゃないの?!と思いつつちょっと引きつる笑顔で一枚。ぱしゃり。



そのあとは自分の心地いいポーズを探すんだ!というカメラマンのアドバイスもあって人をもちあげたり、くさくないから!とか言って足を乗せたり座ったり後ろ向いたりおんぶしたり、やりたい放題。



だんだん楽しくなってきてみんな次はあれやろうこれやろう、と好き放題。



こんな時にすぐ反応できるくらいじゃないとな、と長すぎるバカンスの間に普通の人間になりつつあった自分に気づいた一件でした。久しぶりに自分の鍵を外したかんじ。頭は常に柔らかく!


私もだんだん楽しくなってきて最後は自然な笑顔で撮れました〜^o^出来上がった写真を見るのが楽しみだな♪



2014年10月4日土曜日

カーン

フランスで一番好きな季節が決定しました。それは秋!


落ちてる栗とか落ち葉が気温と乾燥と空の高さに絶妙にマッチしていて本当に気持ち良い・・・!


秋ってこんなに美しかったっけ?!と、感動しつつ公園でりんごを食べたりしてます。実りの秋。





さて、バカンスの時期が終わる頃にカーンにいってきました。モンサンミッシェルで有名なノルマンディーという地域の小さな街。パリから特急列車で2時間ほどで着きます。






お目当ては馬術の世界大会、FEI!
音楽フェスのような感じで街の中にある様々な会場で何日間も競技が開催されています。





やっぱりフランス代表が出場する時は異常な盛り上がり。





これは障害の決勝。馬に乗ってバーを飛び越える競技です。自分の顔くらいの高さがあるバーを、ある馬はよいしょ、またある馬はぴょーんと飛び越えます。





こちらは走っている馬の上で体操をする競技。シンクロや新体操のように美しさを競う要素もあるので会場は少しショーっぽい雰囲気。
ジャンプしたり足を上げたり結構アクロバットです。







他にも馬車をひいて速さを競うものなど、馬と名のつく競技が目白押し。競技場を出ても街全体がこの大会のために馬一色に染まってます!






お土産や馬術用品などが売ってあるこの会場ではノルマンディー料理の出店や無料コンサートがありました。joyce Jonathan がきてました。





カーンはノルマンディー侵入大作戦の時にほとんどが焼けてしまった街。写真のとげとげしたカテドラルはその時に残った数少ない建造物です。


手前に見える城壁は観光の要、カーン城。城壁だけ残っていて、お城の中には美術館や公園があります。




ちょっとラピュタっぽいカーン城の城壁。大砲も残ってました。



お城の中にある2つの美術館のうち、ノルマンディーの歴史や文化を紹介する方にいってみました。


これはサイダーと書いてシードルと読むリンゴのお酒の古いビン。



こちらはカルバドスというりんごのブランデーを飲むための器たち。日本酒でいうとっくりのようなもの。ノルマンディーはりんごの名産地なのです。




これもノルマンディーの名産、レースの編み方を紹介しています。周りにあるペンのようなもの一本一本に糸がついていてこれで編みます。すさまじい光景ですがこれを使って....





こんな繊細なレースができあがる!



別館での特別展はやっぱり馬について。


これは鐙(あぶみ)という馬に乗った時に足をかけるところ。いろんな装飾があります。




馬が描かれた昔のポスター

などなど。馬の調教をする古い映像などもありました。小さいけど結構楽しい♪



お城を後にして、せっかくだからカーンの名物が食べたい!ということで




牛の胃を煮込んだ"Trip à la mode de Caen"!! カーンでお肉専門店に行けば大抵置いてあります。名物料理は馬でなく牛なんですね。


イメージはフランス版モツ煮。ちゃんと4種類の胃が全部入っていました。全然臭くないししっかり煮込んであって柔らかい!シードルと一緒においしくいただきました♪( ´θ`)ノ




こんな路地をプラプラして見つけたおみやげはやっぱりカルバドス!甘いけどしっかり40度。試飲だけで酔っ払いました。



欲張ってモンサンミッシェルにも行きたかったけど、なんとカーンからモンサンミッシェルまでの電車が一日に三本しかなくて、朝一の便を逃すと次は昼の3時。ということで行きそびれました。トホホ(。-_-。) 


でも結果的にゆっーっくりカーンを観光できてよかったです^ ^ 楽しくおいしいカーンの旅でした。

2014年10月3日金曜日

引っ越し

トゥールーズに引っ越しました!
パリからTGVで5時間半。



飛行機だと1時間なのに...! でも本を読んでたらあっという間でした。



日本から到着した猫、すばるも一緒です。


すばるが入っているダンボールはおもちゃとしてあげたもの。もちろんこれで日本から運ばれてきたわけではないです!



振付センターでの研修が始まるまであと少し。これからまた少しずつ状況を整えて行こうと思います。



話が前後しますがバカンス中のことも少しずつ更新します♪