2014年11月22日土曜日

フェスティバル無事終了

第6回アルジェリア国際コンテンポラリーダンスフェステバル、無事に終了しました。




このフェスティバル日本は初参加らしく、そんな機会に踊らせていただいてすごくよい経験になりました。



私自身もフェスティバルというものに参加するのは初めて。初アフリカ、初アルジェリア、初フェスティバルに日本初参加と初だらけ。





初といえばアルジェリアのホテルで初めてエレベーターに閉じ込められました。2階と3階の間で不思議な光景。



ちなみに一回では済まず、滞在中に三回閉じ込められました。このエレベーター、フランス式ですがものすごく昔の型のものなのです!




エレベーターの全体像。ブレてるけど。



私たちと同じ日に踊ったのはイタリア、ウクライナ、イギリスでした。こんな風にいろんな国が参加していろんなダンスが見れるのが国際フェスティバルの魅力のひとつ。



舞台袖で他の国が踊っているのを観ながらダンスはアイディアや文化ひとつで全然変わるんだなぁと実感しました。




テレビや新聞なんかも来ていてさながら本当のお祭り。私もラジオに取材されてしどろもどろ応えました。国民にとどくのかな私の声...笑 




アルジェリアの人たちはとっっても親切で情が深く、最後までやさしいスタッフの方達にサポートしてもらって踊りきることができました。




パリからアルジェリアまでは飛行機で2時間。サマータイムがなければ時差はありません。遠いようで近いアルジェリア、今回は観光ができなかったので今度はクスクスを食べながら世界遺産を観に行きたいなぁ。






歓迎パーティで。気づけば全体的に食べ物の写真ばっかり撮ってた





ホテルに迷い込んでた野良猫




やっぱり木々はトロピカル。そしてアルジェリアの国旗。





ということで肝心のダンスの写真はまだ届いてないのでとりあえず報告までに。またねアルジェリア!




2014年11月15日土曜日

アルジェ到着

アルジェリアのアルジェに到着!



22度であったかいです。近代的な建物が多いながらも、夕日にアフリカを感じました。






山と海に囲まれて、あったかくて、こりゃのんびりのほほんな民族が生まれるよな〜とひとりで納得。



迎えに来てくれた車の運転手は二車線道路の真ん中を迷わず爆走。笑えないスピード感。笑うしかなかった。



そしてホテルについて晩御飯!




これは実はニワトリの肉ではなくもっと大きい種類の鳥らしいです。


図らずも私の肉だけ明らかに生。しかし食いしん坊なので食中毒にかからないことを祈って少しだけ食べました。てへ。


明日はリハーサル。どんなホールなのかなー?とどきどきです。



2014年11月11日火曜日

アルジェリア

ひょんなご縁でアルジェリアのダンスフェスティバルに参加することになり、その最終チェックということで一旦パリに来ています。




日本人2人で踊るデュエットです。


この作品で大事な要素となっている津波、運命。繊細なこのテーマを踊ることに対して被災地出身者として考えさせるところもたくさんあります。



アルジェリアにとって日本はまだまだ遠い国だと思うし、日本にとってもアルジェリアは遠い国だと思います。



そういったアルジェリアに日本の事を伝えることのできる機会をせっかく与えてもらったので、日本人としてベストを尽くして現地の人たちに何か感じてもらえたらなーと思って毎日練習中です。




余談ですがパリに来る前、この作品に合わせて髪を切りました。




というか剃りました。




フランスで髪を切るのはこちらに住んで6ヶ月目にして初めて!今までは自分で切ってました。



周囲からは後頭部をじょりじょりされて玄関マットみたい、とか私の小さなハリネズミちゃん♡(じょりじょりに対して)等のコメントをいただいてます。




なんでこの髪型かというと、この作品中で私には社会に負の感情を持った若者というキャラクターがあるからです。あと純粋にやってみたかったからです。それこそが若者なのかな。



というわけで以下詳細です。
(日本語/Français)




« Tourbillon » (hanafubuki — 花吹雪)
(第6回アルジェリア国際コンテンポラリーダンスフェスティバル参加作品)

日時: 2014年11月16日(日)
場所: アルジェリア国立劇場(ANT)
ダンス: 高木パジェス久生、山手清加
振り付け: 高木パジェス久生
映像制作: Studio Girin、Aryeom Han

日本で大学在籍中に活動していたカンパニー、ルリアン07のダンサーとして踊ります。桜のイメージから膨らんだやさしい、それでいて津波などの要素も含んだメッセージ性の強い作品です。




La compagnie  » Le lien 07″ représente officiellement le Japon le 16 novembre, lors de 6em Festival Culturel International de danse Contemporaine a Alger.

Après le 11 mars 2011, catastrophes naturelles et nucléaire de Fukushima, Hysao constate sur place l’ampleur des dégâts dans plusieurs lieux rasés entièrement par le tsunami. Elle crée la compagnie japonaise « Le Lien », renommée depuis “Le Lien 07”, et chorégraphie 2 œuvres: « Le Triangle » (3 danseurs, 2012); « Showa Romain » (5 danseurs, 2013).
Depuis ces œuvres, Hysao travaille avec Shizuka Yamate, danseuse, aussi née au nord du Japon, à Morioka, une autre région touchée par les catastrophes de 2011.
Devant cette réalité absolue et ce gouffre béant, on perd les mots. Mais on n’oublie pas cette force de la nature, à la fois cruelle, immense et profondément touchante.
« Tourbillon » (hanafubuki — 花吹雪), les pétales de cerisier — arbre symbolique du Japon — tournillent dans le vent, comme livrés au hasard d’une volonté propre.
C’est l’image belle et cruelle de volontés malmenées par la vie qu’Hysao souhaite partager.
La compagnie Le Lien 07 travaille avec le Studio Girin, et l’artiste Aryeom Han, qui réalise une œuvre audiovisuelle diffusée pendant la chorégraphie.



振り付け家、高木パジェス久生さんのホームページ。よければこちらもチェックしてみてください。

http://lucarne.info

 






2014年11月3日月曜日

バレエ

来週まで毎朝のクラスはバレエ。



その反動か、休憩中にブレイクの練習をする他の研修生たち。笑


バレエをしっかり集中して受けるなんて何年ぶりかなーと思いながらも少しずつ思い出すこの筋肉痛のかんじ。



改めてやってみると小さい頃は気づかなかった新たな発見がたくさんあって、バレエテクニックの偉大さを実感週間です。



今週終わりにはアパルテという一般の人に今まで習ってきたことを発表する機会もあります。



昨日完全に引越しが完了したものの、ガスが使えなかったり(ということは暖房も暖かいシャワーもない) お風呂場の電気がつかなかったり、とうまくいかないこともたくさんありますが。



なんだかんだとやることがたくさんあって、毎日天気が良くて、こうして踊りながら充実した日々が過ごせていることに感謝の日曜日。



しっかり寝て明日からのレッスンもがんばります!