2016年3月22日火曜日

身体の記憶

生きてます。


最近はショートフィルムやPV撮影、6月に初演を迎えるDaniel Linehanとのクリエイション、毎年恒例のトゥールーズ盆踊りなどがありました。今週はアレクサンダーという、自分の身体の知らないうちに力む癖に気づき余計な力を抜いていこうという考えに基づいたテクニックを勉強してます。



アレクサンダーをやりながら、久々自分の身体の感覚に深くアクセスしていく瞬間がありました。これこれ、このかんじ。



この瞬間が本当に好きで、何時間でも延々とやっていられるなぁと本当に思います。自分と身体だけの時間。自己と外界は分かれつつもすべての物事が要因や条件ではなく、ただの存在としてそこにある瞬間。アレクサンダーでなくてもそのような瞬間は多々あるんですが、私なりの瞑想だなと思っています。



最近は色々なことをこなすために身体を無視しがちだったので悲鳴をあげているなぁと感じていました。ここでぽふっと休憩。



身体には自分の経験したものを記憶しておく場所があります。それは人それぞれ違うんですが例えば私の場合、"痛みや悲しみ"を記憶している場所は2箇所。仙骨と2つの肩甲骨の間です。まだあると思うけど今までに見つけたのはここ。



具体的には痛くなったり固まって動かなくなり、そこから様々な不調がでます。生まれた時からそれとともに生きていて、固まっていることに気づいていないこともあります。



喜びを記憶している場所もあるんだろうなと思いますが、まだ見つけてません。今は見つけてるこれらと向き合えってことなんですね。









話は変わって、CDCは絶賛フェスティバル中!初演作品の初日には知恵を絞ってこんな軽食を用意したりも。作品はCarolyn CarlsonやOliver Dubois, Christian Rizzo などがきてます。今まで観た中だとAlexandre Riccoli の作品が素敵でした。




撮影中。何年かぶりに髪を染めました。美容師さんの提案で内側だけ黄色!


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最近は内の声を聞くことが必要な時期なのであまりブログ更新できていませんが、私にとっては踊る人生自体がダンス。どんな人生を送っているかをこうして伝えることもダンスのひとつです。



だから気づいたこと、自分が経験したことなどちょいちょい書いていこうと思ってます。たまにちらりと覗いてもらえたら嬉しいです。今後とも宜しくお願いします。