ブラジル、フランス、日本など世界各国から16のダンスの学校が招待され、プロダンサーも150人以上参加しているのだとか。
9つ以上あるスタジオでダンサーや振付家のワークショップが行われます。日本からは田中泯さん。
ここで2年間の研修最後を締めくくるワークショップを受けてます。
最近、研修はまだ終わっていないとはいえども次がもう始まっている感じがしています。いわゆる"終わりははじまり"というようなものです。そこに向かって自らの意思で歩いているわけではないんですが、物事に運ばれているかんじです。
年度末にあたって今までを振り返る機会も多く、獣医時代から今までのことをよく考えます。
昔はなんだか自分が過ごしている時間と自分自身の時間がちぐはぐだった気がします。うまく言えないのですが、現在を歩いていなかった。過去にもうあったことは未来にもあり、未来に起こることは今から知っていたり。
でも今は時間と自分が同じ次元にいる、そんな感じがします。前よりも変化がめまぐるしく、自分もどこにいるかわからなくなることもありますが、ちゃんと存在している時間の渦の中にいる。
どこに行くのかは前よりも知っていながらも、それがいつやってくるのかは今までよりもわからない。でもとにかく生きている感じがします。このままでは自分の人生を愛せないなぁと大学時代の私は思いました。そして本能的にそれはマズい、と思いました。そして自分の人生を愛するためにダンスをすることにしました。獣医では愛せなかったのではなく、ダンスをしないと自分の人生を愛することはできなかったのです。
このままいけば死ぬまでには今よりちゃんと自分の人生を愛せそうな気がします。
パリに行く電車の中で友達のタバコをくわえさせられて撮られた写真。少しずつ自分の人生を愛せるようになってるな、と思った一枚。笑
というわけで明日も楽しんできますー。